
1 Season
11 Episode
隠蔽捜査 - Season 1 Episode 8 第八話 キャリア官僚連続殺人—外務省VS警視庁!? 恐るべきワナを見破れ!
東大井署管内で殺傷体が発見されたことを受け、伊丹(古田新太)は所轄に捜査本部を立ち上げる。しかし、被害者が外務省の南米課に勤めるキャリア官僚だったため、公安に捜査の主導権を奪われそうになる。国際的なテロ組織の関与も伺えると、竜崎(杉本哲太)は伊丹から捜査員の応援を頼まれるが、大森北署管内ではひき逃げ事件の緊急配備中で、人手を送る余裕どころか、犯人の逃走を許してしまった。野間崎(古舘寛治)から、取り逃がした失態を責められると同時に、厚生労働省の麻薬取締部の矢島滋(升毅)が、泳がせていた犯人を戸高(安田顕)が現行犯逮捕してしまったと抗議をするため竜崎のもとにやって来る。そんな折、冴子(鈴木砂羽)から、美紀(三倉茉奈)の彼氏でカザフスタンに出張している三村が墜落した飛行機に乗っていた可能性があり、連絡が取れないという知らせを受ける。そこで竜崎は長官官房時代に付き合いがあった、外務省第三国際情報室の内山昭之(堀部圭亮)に、墜落した飛行機に三村が乗っていたかだけでも調べて欲しいと頼むことに。一方、犯人は外国人と睨んだ伊丹だが、国際問題になることを恐れた外務省が緘口令を敷いたため、手詰まりとなっていた。そこへタイミング良く竜崎と内山の関係を聞いた伊丹は、外務省が掴んでいる情報を聞き出して欲しいと竜崎に助けを求める。しかし、逆に竜崎は内山から、飛行機事故の情報を教えるのと交換条件で、外務省の同僚が殺された事件の捜査状況を教えて欲しいと迫られる。内山の背後に何かが潜んでいると感じた竜崎だが、この時はまだ上條(生瀬勝久)が知られたくない問題を隠蔽しようとしていることなど知る由もなかった…。