
1 Season
11 Episode
隠蔽捜査 - Season 1 Episode 4 第四話 「あなたは一国一城の主」ー妻から託された想いさらなる降格か!? 所轄の大逆襲始まる!
射殺された立てこもり犯の拳銃には、弾が入っていなかった。竜崎(杉本哲太)は、犯人が弾を撃ちつくしてから射殺されたという事を公表すべきだと主張する。しかし伊丹(古田新太)は、うやむやのまま事態を終結させたいと考えており、意見が対立。その時、竜崎のもとに美紀(三倉茉奈)から、冴子(鈴木砂羽)が血を吐き倒れ、救命措置中という連絡が飛び込んでくる。伊丹との話に決着が付かぬまま、病院へと駆けつけた竜崎に、意識を取り戻した冴子は「一国一城の主が城を空けてどうする。国のために働きなさい」と、背中を押される形で署に戻された…。翌朝、事態が急転。東日新聞に「警察特殊部隊が射殺。立てこもり犯は弾切れ」とスクープ報道されてしまった。一体誰が、現場の事実を漏らしたのか?伊丹が、記者会見でマスコミから集中砲火を浴びせられる中、刑事の戸高(安田顕)と、東日新聞記者が現場で会っていたという目撃情報もあり、スクープ報道の犯人探しで竜崎はさらに頭を痛めることとなる。後日、竜崎は上條(生瀬勝久)の息がかかる警察庁長官官房首席監察官・小田切貞夫(池田成志)に呼び出され、一連の事件の事実確認のための監査を受けることに。小田切は、警備部所属のSATに所轄の署長がなぜ発砲の命令を下せたのか?さらに伊丹の命に背き、なぜSATに突入させたのか?突入前に、娘から電話を受け、妻の病のことで気が焦り事件解決を急いだのではないか?と、竜崎が不利となるように繋ぎ合わせていく。微塵の隙間も見せない小田切の追及に、次第に反論できなくなる竜崎。果たして挽回の余地はあるのか?!官僚同士の冷徹な争いが幕を開ける。