
1 Season
11 Episode
隠蔽捜査 - Season 1 Episode 1 第一話 事件は現場だけじゃない!会議室と家庭でも起きてるんだ!
竜崎伸也(杉本哲太)は警察庁に勤めるキャリア官僚で長官官房総務課長。政治家、国会との連絡調整からマスコミ対応など、まさに国家警察の中枢とも言える役割を担っている。ある日、暴力団組員の男性が拳銃で殺害される事件が発生した。マスコミ担当の自分のところまで報告が上がって来ておらず、新聞でその事実を知った竜崎は、幼なじみで同期の警視庁刑事部長・伊丹俊太郎(古田新太)のもとを訪れる。伊丹曰く、警察庁の刑事局には報告済みで、竜崎が所属する長官官房に連絡が行っていないのは、警察庁内の縦割り的な縄張り争いが原因だという。くだらない嫌がらせのような刑事局の行動に呆れる竜崎だが、伊丹の態度も気に食わない。実は2人は幼馴染と言っても竜崎は伊丹にいじめられた記憶が残っていて、少しも友情を感じていなかった。さらに、予備校生の息子、邦彦(佐野玲於)が自室に引きこもり、薬物に手を出していているのを発見した竜崎は…。そして、上司からこの事件に関する情報を集めるよう命じられ、竜崎は独自に行動を開始。そこに、もう1人の同期・上條貴仁(生瀬勝久)が現れる。彼は同期の中でも一番の出世頭で、目的のためには手段を選ばない男。そんな上條に、竜崎は勝手なことはするなと釘を刺される。そんな中、暴力団組員銃殺と同一犯と思われる事件が次々と起こり、そこに過去の重大事件との繋がりが見えてくる。警察内部では、その事件に関係する警察不祥事の影を隠蔽しようという動きが始まる。正義の追求のためには、階級の上下関係や面子に全くこだわらない徹底した合理主義者である竜崎は、伊丹をも巻き込み、事件解決に向けて、立ち上がる…。