1 シーズン
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3番テーブルの客 - Season 1 Episode 17 松岡錠司監督編
台本が同じなら同じ作品が出来上がると思うならあなたはドラマを知らない。映像のワンカット、セリフの一つをとっても監督の思いを反映せずにドラマに盛り込まれるものはない。監督は作品という分身を作り出しているのである。例えばこの人。松岡錠司監督。昭和36年生まれの若手映画監督として、話題作を次々に発表してきた。代表作は「バタアシ金魚」「きらきらひかる」「トイレの花子さん」常に脚本段階から作品に携わり、独自の世界を作り上げるのが松岡監督の手法。今回の3番テーブルの客でも、松岡監督は脚本を大きくアレンジ。独自の雰囲気を出し、演出家とは何かを考えさせる。それでは、開幕のベルを鳴らすことにしよう。