
1 Season
10 Episode
黒の女教師 - Season 1 Episode 6 第六話 親子の愛!?暴力・音大女教授に愚か者
その女教師は、金曜の夜にやってくる。
三島恭子(藤原令子)は進学先を音楽大学にするのか私立文系にするのか悩んでいた。亡くなった母の親友で親代わりでもある音大教授の石川かなえ(杉田かおる)に師事してピアノと作曲を学んでいるが、作曲コンテストでは常に2位止まり。かなえの娘であり幼馴染の愛(小池里奈)には一度も勝てたことがない。そして進路相談の折に夕子(榮倉奈々)からその点を突かれ、早めに諦める方が賢明だと切り捨てられてしまう。そんな恭子は、かなえに無断で「トワイライトゾーン」という自作の曲をコンクールに応募した。この曲は自分の集大成であり、この曲で金賞を獲れなければ音楽を諦める決意を固めていた。ある日、音楽室から「トワイライトゾーン」が聞こえてきた。何と弾いていたのは愛だ!恭子は愛が盗作したと疑い、目の前から消えてと言い捨て音楽室を飛び出してしまう。翌日、かなえから愛がいなくなったと連絡が入る。自分のせいだと後悔する恭子にコンクールで金賞を受賞したとの知らせが届く…。数日後、愛が作曲した曲が世界的なコンクールで金賞を受賞したとかなえが学校にやって来た。依然として行方不明の愛が自分とは比べ物にならない大きな賞を獲ったことを知り、さらにもやもやする心を持て余した恭子は、美術教師の彩(小林聡美)に相談することに…。