
1 シーズン
10 エピソード
ハンドク!!! - Season 1 Episode 4 愛という名の病
一番(長瀬智也)の指導ドクター、財前(半海一晃)は頭を悩ませていた。研修医の中で一番だけがエルステ(初めての手術)を済ませておらず、また手術をしたとしても、もし失敗したら自分の進退問題に関わるからだ。出世欲がある財前にとっては、一番はまさに頭痛の種。院長の回診の際、一子(沢村一樹)からの質問に一番が答えられなかったことも、さらに財前の気を重くすることに。突然、一番にエルステのチャンスが訪れた。何と財前が盲腸に苦しみ、緊急手術をすることになったのだ。ある日、新聞の集金に出かけたノブ(二宮和也)は、幼稚園で白木(森口瑤子)と再会する。白木は幼稚園の先生で、ノブの初恋の人、そして保護司だった人だ。ノブは白木と再会し、昔よく書いていた絵をまた描き始める。数日後に突然、白木からノブに電話が入った。恋人の児玉(田中要次)が突然腹痛に見舞われたというのだ。ノブは一番と共に白木の家を訪ねる。一番は病院に行くことを促すが、児玉は拒む。何か原因がありそうだ。しかし、強引に病院に連れてきた一番は、道子(内山理名)に協力を求め、治療にあたる。同じ頃、白木から「児玉が病院を拒む」理由を聞いたノブは、一番に内緒で児玉を病院から連れ出す。ノブと白木、児玉が姿を消した後、病院に刑事がやって来た。児玉はある事件に関与の可能性がある男だった。