1 シーズン
10 エピソード
鹿男あをによし - Season 1 Episode 5 第5話 奇跡が起きた!!~第一幕フィナーレ~
小川孝信(玉木宏)は、堀田イト(多部未華子)の活躍で大阪女学館に勝ったことを誇らしく思い、続く京都女学館にも勝利しようと意欲を燃やす。藤原道子(綾瀬はるか)や福原重久(佐々木蔵之介)も、予想外の結果に喜びを隠せない。 小川は、京都の剣道部顧問・長岡美栄(柴本幸)とフェアプレイを誓い合い、ついに「大和杯」を賭けた戦いが始まる――。 強豪の京都だけあって、京都1人目の先鋒に、奈良女学館は4人目の副将・佐倉雅代(藤井美菜)まで費やすという展開になる。ケガを押して出場した佐倉は意地を見せ、先鋒から1本を奪う。ところが、ケガを悪化させリタイアすることに。大将の堀田が4人抜きをしなければ京都には勝てない。堀田の実力をしても、それは至難の業だ。「大和杯」の優勝プレート=“サンカク”を熱望する小川でさえ、あきらめムードだった。そんな小川を堀田が一喝。大和杯を取る、と言うとコートへ進んでいく。 緊張感が漂うなか、堀田は2人目の次峰と向き合う。相手が様子見の姿勢を見せたその瞬間、前進した堀田が小手を叩く。これを皮切りに、敏捷(びんしょう)な動きで相手を打ち、堀田が勝利する。そして、体格でもパワーでも勝る京都の3人目、4人目も打ち負かす。 そして、大将戦がはじまる。京都の大将は、国体で準優勝したこともある猛者で余裕の表情。一方の堀田は、疲れを見せはじめ吐く息も荒い。小川は祈るような気持ちで堀田を見つめ・・・。