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新参者 - Season 1 Episode 1 第一章 煎餅屋の娘
東京都中央区日本橋人形町にある日本橋署に赴任してきたばかりの刑事・加賀恭一郎(阿部寛)。彼は他の誰もが気に留めない謎に着目し、数々の難事件を解決に導いてきた。人形町では“新参者”である加賀は早速周辺を歩き回り、この街を知ろうとする。そんな時、殺人事件が起こる。被害者の名は三井峯子(原田美枝子)。2カ月前に越してきたばかりの彼女もまた“新参者”だ。警視庁・捜査一課の小嶋一道(木村祐一)、上杉博史(泉谷しげる)、松宮脩平(溝端淳平)と共にこの事件を担当することになった加賀は、犯行現場で一枚の名刺を見つける。その名刺には生命保険会社に勤める田倉慎一(香川照之)の顔写真があった。仕事ぶりは誠実、人当たりは良好。そんな評判の良い田倉だが、峯子が殺害された犯行推定時刻の30分間にだけ、アリバイがなかった。事件の鍵を握るのは、上川聡子(市原悦子)、上川菜穂(杏)、上川文隆(小林隆)が暮らす煎餅屋「あまから」。会社を出た田倉が立ち寄ったもう1つの場所「あまから」で聞き込みを始める加賀。1人の女性の殺害事件をきっかけとして、大きく動き出す人間関係。殺された峯子の息子・清瀬弘毅(向井理)、元夫である清瀬直弘(三浦友和)はその知らせを聞いて…。そして、人形町で偶然出会った、加賀の過去を知る人物・青山亜美(黒木メイサ)。加賀と亜美の出会いがこの先、どのような影響をもたらすのか?容疑者は人形町を行き交う人々全員。新参者刑事・加賀恭一郎の謎解きが今、始まる。