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ハンチョウ〜警視庁安積班〜 - Season 3 Episode 2 File.02 ネグレクト…3人の子を捨てた母の逃避行
夏のある日、繁華街の焼き鳥店で騒ぎを起こした桧山(春海四方)という男がビール瓶で頭部を強打され死亡するという事件が起こった。現場検証と聞き込みの結果、容疑者は船村修一(江藤潤)という店の常連客で、須田三郎(塚地武雅)と黒木和也(賀集利樹)は彼の自宅へ向かうが、入れ違いで女性と共に姿を消してしまった。船村の周辺への聞き込みを進める安積班だが、彼は温厚で面倒見のいい人間だという評判ばかりで、事件を起こすような動機も見当たらない。安積(佐々木蔵之介)は事件内容と人物像があまりにかけ離れていることを不審に思う。一方、須田と黒木が船村と共に姿を消した女性・染谷美津保(渡辺典子)の自宅を訪れた。そこでは長男・広海(菊池風磨)と妹、弟が3人で暮らしていた。黒木は母親の所在を尋ねるが、「あんな人母親なんかじゃない」と言い放つ。美津保は半年ほど前から自宅を離れ船村のもとに身を寄せており、自宅に顔を出したのは2カ月前だったという。育児放棄(ネグレクト)か?と誰もが考える中、美津保にも深い理由があるのではないかと思う黒木。美津保は子供たちの元へ戻ってくると考えた黒木は、彼女から船村の居場所を聞き出すためにも子供たちを張り込みたいと安積に直訴する。そして捜査を続けるうちに船村と美津保の過去が明らかになり…。