
6 シーズン
72 エピソード
ハンチョウ〜警視庁安積班〜 - Season 1 Episode 7 File.7 鬼と呼ばれた家政婦…遺産を狙う老老介護
車椅子の女性・小池菊乃(佐々木すみ江)が坂を転がり落ちて怪我をするという事件が起きた。車椅子を押していたのは家政婦の熊谷はつ子(泉ピン子)。はつ子が靴の紐を結んでいると、ひとりでに走り出してしまったという。事故として扱われようとしているところに菊乃の娘・山村早苗(朝加真由美)が怒鳴り込んできた。早苗は、はつ子が菊乃を殺そうとしたと言うのだ。菊乃は脳梗塞の後遺症で手足が不自由ながら、はつ子の助けを借りて一人暮らしをしており、はつ子は菊乃を日常的に虐待していたらしい。これを聞いた安積(佐々木蔵之介)は早速捜査を開始。菊乃の家からは「菊乃の死後、自宅をはつ子に譲る」という死因贈与契約書が発見され、早苗は不信感を募らせる。さらに、周辺の聞き込みでもはつ子が虐待をしていたという証言が多数あり、金子課長(田山涼成)はすぐにでも逮捕するよう息巻くが、安積ははつ子が菊乃を恨んでいたとは思えず地道に聞き込みを続ける。数日後、娘の涼子(渋谷飛鳥)から、菊乃が自分が勤める病院で脳梗塞のリハビリをしていたことを聞かされた安積は……。