
1 Season
11 Episode
誰よりもママを愛す - Season 1 Episode 6 第6話 誘拐犯はオマエだ
「オタクノ息子ヲ誘拐シタ」と、パパ(田村正和)が取った電話の主は告げた。ボク(長島弘宜)を誘拐したというのだ。オロオロするパパ。もちろん警察には言えず、たまたま通りがかったこずえ(小林聡美)と帰ってきたばかりのママ(伊藤蘭)に相談する。誘拐犯の要求は金ではなく、一風変わったことだった。パパがその要求を話そうとすると、おねえちゃん(内田有紀)とおにいちゃん(玉山鉄二)が飛び込んできた。家出したはずの2人を、なぜここにいるのか、とママが追求すると、パパはそれが誘拐犯の要求であることを説明。次に電話をするまでに家族を全員集めておくように、という要求だったのだ。そして再び電話が鳴る。犯人は、家族が集まっていることを確認すると、1人ずつ電話に出るように要求。おねえちゃん、おにいちゃんにそれぞれ要求を突きつけ、ママの番になったが、ママは「目的は何?」と一喝。すると、電話口では「子供タチニモ、モット優シクシロ!」と言う。その一言で全てを悟ったママ。そう、誘拐騒動は、バラバラになった家族を、再び何とかひとまとめにしようとしたボクの作戦だったのだ。犯人がボクだとわかったママは、今度は怒りモード全開。こんなことする子は帰って来なくていい、と電話を切ってしまう。そして、一層怒ったボクは、次なる手段に出る!